家屋調査がきた!

こんにちは、nanです。

つい先日、ついに家屋調査員が我が家にきたので、その時のことをご報告したいと思います。査定の詳細についても聞いてみたので、これから家を建てる方の参考になるはずです!

6月21日に引き渡しを受けて、9月の頭くらいに市役所から郵便で家屋調査の日程調整をしてほしい旨が届きました。私の場合、9月は忙しかったので10月になってからきてもらうことにしました。

そもそも家屋調査とは何かというと、新しく出来た家の仕様を、仕様書を基に市役所の税務課職員が実地調査して評価額を算出するものです。この金額を基にして固定資産税を算出して翌年請求がくるわけですね。ちなみに、固定資産税は毎年1月1日に持っている資産に対して税金がかります。そして、5月頭に納付書が届き、5月・7月・12月・翌年2月の4回納付又は一括納付となります。(口座振替もできます)

さて、当日はまず図面や仕様書など一式を職員さんへお渡しします。

一人がそれをスキャンして(車でしてました)、一人が固定資産税等の説明をしてくれます。その時、土地と建物の固定資産減税申請書を書きます。あと、建物の取得税関係の書類も書きました。これはまたどこかで、詳しく書きたいと思います。

図面と仕様書を持って、いざ調査開始です!

まずは、外回り。ここで見るのは、外壁材、建物と一体となっている設備やコンセントだそうです。「建物と一体となっている」のがミソでして、例えば建物に付いている照明は資産価格に含みますが、外水栓は含まれません。倉庫も外に置いてるものは関係ないそうです。

外は、すぐ終わって、早々に室内です。ここでは、天井の材質、壁の材質を見てました。うちは、天井が杉板張りなのですが、一般的なビニールクロスよりは資産価値が上がるとのこと。あと、天井高が2.7メートルなのですが、そうすると壁の面積が大きいですよね、これも資産価値UPです。逆にキッチンカウンターなど低い壁は高さと幅を図ってました。これも壁なので、資産価値にプラスするそうです。

ここで扉の話ですが、天井まである扉ってありますよね?これは資産価値UPしそうだと思いませんか?でもほとんどかわらないんですって!それは、扉の資産価格は上がるが、その分壁の面積が減るのでプラスマイナスで大してかわらない、ということだそうです。ついでにお知らせすると、アーチ壁とかありますよね?これも厳密にいうと壁が増えるってことになるんですけど、計算が面倒なのでそこまで拾わないんですって。

あと、うちはクローゼットにポールが天井付近に1本、中間の高さに1本あるのでUPかと思ったのですが、造作と認識されるので資産価値に含めないそうです。

洗面を2階に作りたい方は要注意ですが、お湯が出るようにすると資産価値UPだそうです。配線で拾うので水だけより数が増えますよね。あと、配線で拾うというものでいうと、照明があります。個数を調べてましたが、照明機器自体は高いものでも安いものでも、関係ないそうです。

そしてお風呂ですが、大きさは標準として1616サイズ(1坪)と1418サイズがあり、そこから1.25坪になるとUP、0.75坪だとDOWNだそうです。中に浴室乾燥機があるとUPだが、カウンターがないとか棚がないとか、超豪華な鏡がついてるとかは関係ないんですって。うちのお風呂は、カウンターも棚もないので、下がるかな?と期待していましたが、残念。

フローリングは集成材が一番安く、無垢材が高いのはきっと皆さんご存じでしょう。でも無垢材といっても、パインは安いしオークは高いけど、そこら辺はどうなん?って思いません?市の職員さんも、床材の価格まで調べて資産価値を計算するなんてできないそうなので、なんと!縦の継ぎ目があるかないかで判断しているそうです。床材って右から左へ貼っていって、それを下へ続けていきますよね。その右から貼っていく床材と床材の間に継ぎ目があれば中間価格帯、なければ高額価格帯というわけです。案外ザックリだね。

今回は、うちの家屋調査の様子をご紹介しました。40分くらいで終わりましたよ。でも、私がガンガン質問しまくってたので、その時間が無ければ30分で終わるようです。

家を作るとき、仕様を決めるときの参考にしてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。