全体予算を組む④

こんにちは、nanです。

さあ、いよいよ全体予算の最終回です。

まずは、ここまで考えてきた予算をとりあえず合算していきます。

  1. 土地代 1,250万円
  2. 借入諸費用 80万円(2,000万円として)
  3. 外構工事 100万円
  4. 地盤改良工事 100万円
  5. 水道等工事 50万円

ここまでで、1,580万円です。

仮に自己資金として500万円、親からの援助が1,000万円あり、入居と同時に家具等を50万円購入予定としましょう。

借入金額2,000万円+自己資金500万円+援助1,000万円=3,500万円、これがMAX予算です。ここから1~5合計1,580万円と家具等50万円を引くと、1,870万円。つまり、この1,870万円という金額が、建物(家)にかけられる金額ということになります!しかも税込みで!

どうですか?案外建物にかけられる金額って少ないな、って思いましたか?そうなんです。家を建てるということは、家だけではなく土地代や借り入れや登記など多くのことにもお金がかかるからなんですよね。まず最初にその事実を確認し、無理な借り入れをしてこれから我慢の生活をしていく、なんてことにならないように(最悪は自己破産です)、キチンと計画を立ててほしいのです。各項目の予算がある程度決まっていれば、ホームメーカーの営業担当に乗せられて高額契約なんてことは、ある程度は避けられますよね。

今回計算した予算を、パズルのように使って、ぜひ、自分なりの予算を作ってくださいね。例えば、土地はもっと田舎で50坪あればいいから800万円の予算にして、差額は家の予算へまわしたり、外構はほとんどしなくてOKだから予算は50万円で差額は土地の予算へまわしたり、といった感じです。足したり引いたりしているうちに、自分がどこに一番お金をかけたいのかもわかってきますよ。

みなさんの家づくりの第一歩の参考に少しでもなれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。