こんにちは、nanです。
今回は、引き続き全体予算を組む手順をご紹介していきます。
②建物以外の予算を決める【借入諸費用】
あれ、次は建物の予算じゃないの?と思われた方もいらっしゃるでしょう。建物の予算というのは、どの地域・どのメーカー・工務店なのかで大きく違ってくるものなので、出しようがないのです。なので、それ以外の予算を決めて、総予算から差引で残った金額が建物に使えるお金、という計算をします。
これにはまず、いくら借り入れをするのかを大体決めることが大切です。今回はあくまで予算なので、年収300万円は2,000万円、年収400万円は2,700万円、500万円は3,400万円を住宅ローン借入金額とします。ここで付け加えておくと、この金額はあくまで借入金額であって、総予算ではないということです。つまり、自己資金があって使用する場合や、親からの援助がある場合などはその金額を、借入金額から引いたり足したりしてくださいね。
例としては、年収300万円で2,000万円が借入金額だが、自己資金が200万円、親からの援助が500万円あるなら、総予算は2,700万円ということになります。(あくまで予算を2,000万円とするなら、借入金額が1,300万円ということになります)ここは、ご自身の事情で差引してくださいね。
住宅ローンの話のついでに、借入諸費用をザクッときめちゃいましょう。
諸費用リスト(予算)
- 保証料→借入1,000万円ごとに25万円
- 事務手数料→4万円
- 印紙代→2万円
- 登記代→10万円
2,000万円借入した場合は、66万円です。結構かかりますよね。でもここへつなぎ融資をする場合は費用が̟プラスされてきます。(1,000万円を半年間1.5%で借りると7.5万円の利息)なので、予算としてはプラスアルファして、80万円みておけば大体いいかなと考えます。
例(2,000万円借入)としての予算は、今の段階で、
- 土地代1,250万円
- 借入諸費用80万円
合計1,330万円ですね。
予算なので、ザックリしていますが、実際と大きく離れている数字ではないのでOKです。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
最近のコメント